家でアコギをかき鳴らすときは、立って弾きますか?座って弾きますか?
立って弾くと単純に疲れるから、立つと指盤が見にくいから(アコギはエレキよりボディに厚さがあるのでなおさら指盤が見にくくなる)、ということで椅子や床に座って足を組み、膝の上にアコギをのせるというスタイルが多いのではないでしょうか。そう、 ↑ こちらのおじさんの写真のように。
僕もそうです。基本的には家では座って練習します。立ってると疲れるので。
ただ、ライブやスタジオでアコギを演奏するときは、特にバンド形式の場合は立ってアコギはストラップで首からつるして弾くという機会に遭遇します。
その時に思うのが「あれ、立つとアコギがうまく弾けない?」ということです。
座って弾くときは、ひざにアコギをのせて安定感があり、指盤も覗き込んで見やすかったのに立つとそうはいかないためです。
立っている感覚で練習できる方法
もちろん立って弾くことに慣れれば良いことなのですが、家ではなるべく座って弾きたい。そんなときは次の3点を意識して弾いてみてください。
①座ってアコギを弾く(座るので疲れない)
②アコギにストラップをつけ首からつるす
③背筋を伸ばしアコギがひざから浮く状態で弾く
こうすることで座っていながらも立っているような感覚でアコギを弾くことができるので、いざ本当に立ってアコギを弾くときにも大きな違和感がなく対応することができます。
こんな単純なことですが知り合いから聞いてやってみて目からうろこでした。
あとはライブやスタジオ練習が近くなると本当に立って弾く練習もたまに取り入れます。そのときは楽譜スタンド、マイクスタンドを使うことで演奏しやすくなるので活用します。
関連記事:音楽コラボレーション。個人~複数で楽しむ
関連記事:スタジオにおける「各楽器の音量バランス」はどう調整する?
ストラップの取り付け位置
ちなみにアコギの場合、ストラップをつける位置は、↑の写真のあんちゃんのように「ヘッド」に紐でくくりつける場合が一般的ですが、「ボディの裏側(ネックがボディと接する近辺)」にストラップピンを設置(あるいはあらかじめ設置されているアコギもあり)してつける場合もあります。
前者は見た目にフォークっぽさがあり例として桑田佳祐が、後者はロックっぽさがあり例として斉藤和義がそれぞれのスタイルをとっています。