カポタスト「SHUBB CAPO」についての利用レビューです。
カポタストとは
カポタストはギターやウクレレなどの弦楽器のネックに装着し弦のキーを変えるツールです。
カポタストの使い方はこちらの記事で記載していますのでご参照ください。
カポタストメーカのSHUBB
SHUBB(シャブ)は1974年アメリカで創業の弦楽器用カポタスト製造メーカで、世界ではじめて1タッチ・クランプ方式のカポを採用し、現在においてもSHUBBのカポは世界のスタンダードとなっています。
SHUBBのカポタストの特徴(メリット)
使ってみたら分かることなのですが、その特徴は何といってもしっかりグリップできる点です。それを実現する仕組みとしては製品写真をご覧のとおり①ネックの裏側にあたる部分が曲線を描いているのでギターのネックにフィットし、②さらにネジでクランプの締まり具合を調整することができることです。シンプルで装着したときの見た目もかっこよいです。
以前、ばねの力により挟むタイプのカポタストを使っていたことがありますが、まさに片手ではめることができる便利さはあったものの、ギターの形(ネックの太さなど)にあわせた微調整ができないので装着する場所が毎回安定せず、場合によってはうまくはまっておらず音がビビってしまう場合もありました。それなりに握力も必要です。その点SHUBBのカポタストはそういった問題をクリアしやすいのではないかと思います。
SHUBBのカポタストの特徴(デメリット)
一方デメリットもあります。利用シーンに応じて使い分けていきましょう。
・片手では装着できない ⇒慣れればすぐに装着はできるようになります
・演奏中に装着するフレットを変更する奏法はできない ⇒そういった曲を弾く場合は他のカポを使いましょう
・使わないときにヘッドに着けておくことができない ⇒ライブ中はポケットに入れておくなど
SHUBBのカポタストを利用しているアーティスト
斉藤和義、山崎まさよし、福山雅治、ブライアン・セッツァー(Stray Cats)など
SHUBBカポタストの種類(アコギ用)
SHUBB CAPOはアコースティックギター用として3種類あります。僕はC1を利用しています。
C1(standard)・・スタンダード。材料はスチール(鉄)。
L1(light)・・ライト。材料にアルミニウムを利用しているためC1よりも軽い。
S1(deluxe)・・デラックス。C1と同等機能だが材料がステンレスのため耐久性があり、クランプをネジで圧着する部分にローラーを採用しているためより装着しやすい。
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