アコースティックギターを使っているロック曲、フォークロックでしびれさせてくれる曲としびれポイントをご紹介します。ああ名曲ばかりだ・・
Red Hot Chili Peppers (レッド・ホット・チリ・ペパーズ)
レッチリ Road Trippin’ Red Hot Chili Peppersの1999年発売大ヒットアルバム「カリフォルニケイション(Californication)」に収録されているアコースティックバラッド曲。 「現代の三大ギタリスト」(The New Guitar Gods)と評されるギタリストのジョン・フルシアンテのアコギがかなりせつない。フリーのアコースティックベースが重厚な雰囲気をバックアップ。レッチリにしてはめずらしくドラムがない曲。
レッチリ フォーチュン・フェイデッド(Fortune Faded) レッチリのベストアルバム『グレイテスト・ヒッツ』に収録されている。ジョンフルシアンテのバッキングギターはアコギとエレキギターで同じコードを弾いている。
レッチリ デセクレイション・スマイル(Desecration Smile) 2006発売の9thアルバム『ステイディアム・アーケイディアム』(Stadium Arcadium)はCD2枚組で、本曲はDisc2の1曲目に収録されている
レッチリ キャブロン(Cabron) 2002年発売レッチリ8枚目のアルバム『バイ・ザ・ウェイ』 (By the Way)に収録されている。アコギによる牧歌的なナンバー。ライブではベースのフリーがウッドベースを弾いている。
レッチリ Venice Queen Red Hot Chili Peppersによる亡き友人へ捧げる歌。曲中に大きく曲調が変わるところからのもはや伝説のギタリスト(もとはレッチリの一ファンだった)となったジョン・フルシアンテのかき鳴らすストレートなアコギがたまらない。ライブ映像ではビンテージギターでボディがオールマホガニーのMartin O-17が使われていた。
レッチリ スロー・チータ(Slow Cheetah) 2006発売の9thアルバム『ステイディアム・アーケイディアム』(Stadium Arcadium)に収録されている。いつ聴いてもジョン・フルシアンテのアコギは一品。
斉藤 和義
斉藤和義 虹 ちょっとオーバードライブがかかったようなアコギサウンドが疾走感を演出。 アコギのイントロではじまり軽快なエレキのリフが途中から並走してくるが、負けずに聞かせてくれるアコギ音が頼もしい曲。
斉藤和義 ウサギとカメ 原発事故などを背景に考えさせられる曲だが、軽快なイントロに始まり、Aメロ・Bメロ・サビへの壮大な展開が見事。
斉藤和義 僕の踵はなかなか減らない 原曲は1997年発売のセルフプロデュースアルバム『ジレンマ』に収録されている。アコギカッティングリフのイントロではじまるまさにアコギロック曲。
斉藤和義 誰かの冬の歌 寒いけども心暖まる冬の歌。アコギだけの弾き語りでも十分雰囲気のある曲だが、ドラムとベースが加わるとさらにドラマチックな展開となる
斉藤和義 ぼくらのルール ドラムマシンと芯のあるアコギ音の相性が良い曲。しかし自分が真似てみようと思ったとき、3拍子のドラムマシン音源って少ない。。アコギ弾き語りでは最後のパワーコードのリフでかっこよく終わらせるのが見せ所。
Eric Clapton(エリック・クラプトン)
エリック・クラプトン Easy Now 1970年発表エリック・クラプトン ソロアルバムの収録曲。スローハンドと呼ばれる名ギタリストであるクラプトンの愛用エレキギターはフェンダー・ストラトキャスターであるが、本曲ではアコースティックギターをかき鳴らしている。
エリック・クラプトン Let It Grow アコギストロークの弾き語りに始まり、切ないエレキソロ、アウトロへと展開していく壮大な曲。
エリック・クラプトン Tears In Heaven 1992年発表の自身の子を悼んで作られた曲。あまりにもせつなく美しい。
エリック・クラプトン Old Love 1992年Unpluggedライブにおける演奏。しぶすぎる大人なブルース&ジャジーな曲。
The Beatles(ザ・ビートルス)
The Beatles If I Fell 1964年に発売されたビートルズのアルバム『ハード・デイズ・ナイト』に収録されている。ジョンレノン作曲だが主にポール・マッカートニーが歌っている。コーラスが美しすぎる。
The Beatles Yesterday 1965年発売のアルバム『ヘルプ!』に収録。ポール・マッカートニー作曲。弦楽とアコースティックギターのからみが美しい。
The Beatles While My Guitar Gently Weeps 1968年に発売されたアルバム『ザ・ビートルズ』に収録。ジョージハリスン作曲。エリック・クラプトンによる泣きのエレキギターは強烈だが、アコースティックギターによるバッキングも素晴らしい。
Jon Bon Jovi(ジョン・ボン・ジョヴィ)
Jon Bon Jovi Blaze Of Glory 1984年デビューの アメリカのロックバンドであるボン・ジョヴィ(Bon Jovi)のボーカリスト、ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)によるソロ楽曲。ビリー・ザ・キッドを題材にした映画「ヤングガン2」(この映画、かなり面白いです)にインスパイアされたアルバム「Blaze Of Glory」に収録されている(このアルバムも宝石の集まり)。スライドギターが使われ西部感満載の楽曲。
Mr. Big(ミスタ―ビッグ)
Mr. Big To Be With You ミスタ―ビッグ(Mr. Big)は1989年デビューのアメリカ出身ロックバンド。驚異の速弾きギタリストポール・ギルバート(Paul Gilbert)はアコギも一品。ボーカルのエリック・マーティン(Eric Martin)のハスキーボイスはもちろん、コーラスワークもすばらしい。セカンドアルバム『リーン・イントゥ・イット』(Lean Into It)に収録された彼らの代表的なアコースティック曲。
Mr. Big Wild World キャット・スティーヴンスが1970年に発表した楽曲を、ミスタ―ビッグ(Mr. Big)がカバー。サードアルバム『バンプ・アヘッド』(Bump Ahead)に収録されている。
Extreme(エクストリーム)
エクストリーム More Than Words 1985年結成のアメリカのロックバンド、エクストリーム(Extreme)によるアコースティックロックバラッド。2人のハーモニーがあまりにも美しい。本動画にはないが原曲では最後のアウトロで速弾きを見せる。
桑田 佳祐
桑田佳祐 風の詩を聴かせて 2008発売の「桑田さんのお仕事 07/08 〜魅惑のAVマリアージュ〜」、2012年発売のベストアルバム 「I LOVE YOU -now & forever-」 に収録。サザンオールスターズの楽曲はなんでもアコギ弾き語りに合うが、原曲としてアコースティックギターをメイン伴奏にしている曲は少ない。桑田佳祐のソロではアコギ中心の曲も多くあり、本曲では斎藤 誠(桑田佳祐の大学時代の音楽サークルの後輩) によるアコギ演奏がせつない。
まだまだアコギロック曲
他にも大好きなアコギロック曲をご紹介します。
桑田佳祐 誰かの風の跡 1988年ソロとして初のアルバム『Keisuke Kuwata』やベストアルバム『フロム イエスタデイ』『TOP OF THE POPS』に収録。小林武史による編曲。 桑田佳祐 CAFE BLEU(カフェ・ブリュ) 2012年発売のベストアルバム「I LOVE YOU -now & forever-」収録曲。斎藤 誠のボサ・ノヴァ調アコギが心地よい。 アリス チャンピオン 元祖邦楽のアコギロック曲と思っている。ライブでは谷村新司がかき鳴らすgibsonアコギ(ハミングバード)がとてもカッコ良かった。谷村新司は一時期同世代の桑田佳祐が年齢層問わず人気であることとご自身を照らし卑下しているような言い方をされている雑誌インタビュー記事をみたことがあるが、そんなことはなくてカッコいいっすよ! アリス 冬の稲妻 転がるようなドラムのリズムと軽快なアコギが絶妙
またこちらの記事ではアコギロックを弾き語った音源を掲載していますのでご参考ください。
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