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アコギ弾き語りにおける防音・消音対策

アコギ

弾き語りに限らず、自宅で楽器演奏を行う場合は音の問題がかならず伴います。
ご近所、家族などと良好な関係を保つためにはマナーを守りつつ可能な限りの対策は行いたいものです。

音を小さくする

アコギの消音グッズを使う

アコギのサウンドホールにはめて使います。バンドでアコギをアンプにつないで利用するときにハウリングを防ぐためのものですが、サウンドホールをふさぐので消音グッズとして使うこともできます。

D’Addario/FEEDBACK SUPPRESSOR(PW-SH-01)

D'Addario ダダリオ フィードバックマネージャー サウンドホール装着用 Screeching Halt PW-SH-01 【国内正規品】
D'Addario(ダダリオ)
¥1,210(2023/05/05 18:53時点)
演奏におけるフィードバックを防ぎ、ダイナミックな演奏を行うことができます

音が出にくい消音のピックがあります。こちらはストロークに向いているトライアングル型(三角形)です。

香取製作所/SILENT PICK SP-3

サイレントピック SP-3
サイレントピック
¥550(2023/05/05 18:53時点)
3枚入りパッケージ

エレキギターを使う(アンプにはつながない)

エレキギターはアンプにつながないとジャラジャラと小さい音しかしません。コードや進行を確認する程度であればエレキギターを使うことを練習に取り入れるのも一つの手です。
高価なものにする必要はなくコンパクトなものであれば次のものがあります。見た目のとおり名はぞーさん(ZO-3)。電池によりワイヤレスでスピーカから音も出せるので楽しめます。
FERNANDES ZO-3

ただしエレキギターはアコースティックギターよりも一般的にネックが細く、弦も細いため両者の違いを理解したうえでエレキギターを使いましょう。

防音室を設置する

小さなカラオケボックスのような部屋を設置しますのでかなりの防音効果があります。
日本メーカではYAMAHAのアビテックス、河合楽器のナサールが有名ですね。0.8畳、1畳、2畳、3畳、4.3畳~といったサイズがあります。
僕はかなり古いやつですが中古のYAMAHA防音室アビテックス(遮音性能 Dr-30)を使っています。

「遮音性能」とは

騒音を遮断する能力を遮音性能と呼びDr等級で表します。Dr-30であれば30dBをカット(遮音)することになります。イメージとしては70dB(例:せみしぐれ)の騒音に対してはDr-30の遮音性能だと40dB(例:ささやき声)にすることができます(環境等により異なるためあくまで目安です)。

参考:YAMAHAアビテックス ホームページ   河合楽器製作所ナサール ホームページ

ところで、島村楽器からは比較的安価で簡便的な防音室が発売されています。その名も「otodasu」。「音出す」という意味なんでしょうかね。体験もできるようですので用途に合えば選択肢の一つになるかもしれません。

部屋を防音工事する

部屋全体(壁や床、天井、扉)を防音工事するもので基本的には専門業者に工事を委託することになります。

場所を変える

音を出しても良いところに場所を変えるのも有効な対策の一つです。いくつかのパターンを記載します。

車の中を使う歌の練習であればドライブ中に歌うのは気軽で楽しいですよね。 関連記事も掲載していますのでご参考ください。ボーカル上達のコツ①練習時間・場所を確保する
広い公園を使うあまり人が行き来しないような広い公園があれば野外での演奏もできるかもしれません。
カラオケBOXを利用するカラオケボックスでカラオケではなくアコギを持参して弾き語りするのもありです。
スタジオ(個人練習)を活用するスタジオで個人練習を活用すると大音量で演奏できますし高価な機材が使えたりして楽しいです。こちらの関連記事もご参考ください。スタジオ個人練習のすすめ。安い、楽しい!
防音設備付きのマンションに入居する音大生やミュージシャンの入居を想定した防音対策が十分にとられたマンションもあります。

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