2022年にTOEIC Listening & Reading IPを受けた感想です。
TOEIC Listening & Reading IPとは
TOEIC Listening & Reading IP(以下「TOEIC L&R IP」)は、国際ビジネスコミュニケーション協会が主催している「オンライン」で受けるTOEICテストです。
主な特徴としては「自宅PCなどからオンラインで受けることができる」「時間は1時間程度」です。
TOEIC L&R IP を受けてみて良かった点
良し悪しがあると言われますが、僕にとっては多くの良い点がありました。もちろん感じ方は人によりますが、会場で受けるTOEICと対比して感想を記載します。
・時間が1時間なので集中力が持ちやすい(⇔ 会場受験だと2時間と長く途中で集中力が途切れることもあった)
・受ける環境を自宅など自分で選べる(⇔会場受験だと周りの人のマーカー音が気になったりする場合もある。コロナ禍でも周りを気にせず受験できる)
・音声をイヤホンで聴けるのでヒアリングがしやすい(⇔ 会場受験は会場により音響環境に当たり外れがある。特に数百人が入る大会場だとエコーがかかったように響き非常に聞き取りにくい場合がある)
・僕の得意なパートの割合が少し多かった(⇔会場受験と時間が異なり1時間に時間を短縮しているため、パート毎の問題数の割合が若干会場受験版と異なる。なおリスニングパート3,4について会場受験であれば次の問題が放送される前の少しの時間で次の問題の設問を読んでおく先読みができるが、TOEIC L&R IPはPC画面が一定のペースで自動で切り替わるので先読みできる時間が短い。その前提で受験前に練習し慣れておくことは必要)
・リーディングの時間に少し余裕があると感じた(⇔ 会場受験だとリーディングの問題・文字量が多くパート7の長文が最後までいかないのが通常だったけど、TOEIC L&R IPのリーディングでは最後まで回答することができたうえ、少し見直しをする時間があった)
・選択肢をマウスクリックで選択するため操作に慣れれば回答作業の時間短縮になる。(⇔会場受験はマークシート様式のため、回答においては問題用紙からマークシート回答用紙へ目線を移してマークシートを塗りつぶし、そしてまた問題用紙へ目線を戻す時間を要する)
・受験結果がすぐにその場で分かる(⇔会場受験だと結果が分かるまで数週間を要す)
TOEIC L&R IPを受けるときの注意点(事前準備)
・時間帯:周りの音が静かなときを選んだほうがよいです。突然の来客等が来にくい時間帯といえば朝や夜になりますが、僕は朝のほうが集中しやすので朝の7時~8時で受験しました。
・PC操作:マークシートの代わりに選択肢をクリックする操作になります。次の問題への送り方、戻り方など操作には慣れておきましょう。
・PC環境:PCのネットワーク接続状況は問題ないか、マウスが無線の場合は電池切れはないか、文字が見やすいようなPCディスプレイの大きさかなど、あらかじめ確認しておきましょう。
TOEIC L&R IP のまとめ
学習効果を確認する目的においては多くの利点があるTOEICの受験形式だと思います。
機会があればぜひ受験してみることをおすすめします。
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