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英語初級~中級(TOEIC 780点)までの効率・効果的な学習方法(1年間で+300点したコツ)

英語と音楽

日本のビジネス、就職・転職市場において英語の能力はTOEICで測られる機会が多いです。
僕も短期的に集中して勉強した時期があり、1年間でTOEICスコアは400点→700点と+300点アップしました。さらに2か月の勉強により780点をとりました。
まだまだ十分に使いこなせるレベルではないのですが、短期・効率的なTOEICスコアアップと日常会話が出来るレベルまでに向上させることができたと思っておりそのコツがこれからまずは中級レベルまでスコアアップさせたいという方にとって参考になれば幸いです。
(もちろん人それぞれに合ったやり方がありますので一つのやり方と捉えてください!)

取り組んだときの僕の状況としては
 ・洋楽や洋画は好き
 ・学生時代の勉強としての英語は苦手(中学英語+αレベル)

僕が英語学習に集中して取り組んだ1年間でやっていたことは4点です。
 1.語彙力を増やす(1冊の単語帳に絞って徹底的にマスター)
 2.長文を読む(1冊の本に絞って徹底的にマスター)
 3.英語で話す(オンライン英会話や洋楽・洋画で楽しむ)
 4.TOEICの問題に慣れる

それぞれ解説していきます。

語彙力を増やす(1冊の単語帳に絞って徹底的にマスター)

単語帳を見てひたすら覚える。。単なる作業ととらえるとなかなかつらいですよね。
もちろんバラ色に楽しい、と言えればいいですが努力も必要なのでなるべく効率・効果的にやりたいものです。

<単語帳選び>
まずは単語帳選びについて、気に入ったものがあれば何でもいいと思いますが僕がいろいろ試しつつも意識したのは
・ボリュームが多すぎるのは嫌になるので避ける(中級レベルまでは単語数900語程度のもので十分)
・単語だけではなくフレーズでも示されており、音声でも聴けるもの
・あれこれ手を付けず1冊(多くても2冊まで)に絞り、徹底的に使いこなす
・TOEICの得点アップを目指すのであればTOEIC用の単語帳がよい(TOEICで出る単語や文に絞られている)
・やはり人気でベストセラーの単語帳はよく洗練されていて間違いない場合が多い

これらを踏まえ僕はこの1冊で使っていました。

「新TOEICTEST出る順で学ぶボキャブラリー990(神崎正哉)」

外語大学の教授、TOEICマスター神崎正哉さんによる無駄のない、かつ十分な単語量に厳選されています。余計な情報もそぎ落とされていて見やすいです。CD音声付きで、フレーズではなく一つの文となっているため単語はもちろん文法やイディオムも自然と身につくのがおすすめポイントです。

単語10個毎に1つのトラックになっているので、レピート再生すると1度に無理のない量の単語数を聴くことができます。

また補助的にはベストセラーの「TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ(TEX加藤)」を使っています。こちらは音声をダウンロードでき「フレーズ」によりさらに「文」よりも必要な情報に絞られているので最短でTOEIC単語を身に着けたり、単語を効率的にチェックするにはもってこいだと思います。

価格が安いですしTOEICのテストに出る単語ということではカバー率が高く非常に重宝しますが、一つ難点をいうと音声ダウンロードファイルの1トラックに単語が100個ずつとなっているため、一度に聞くには量が多くなってしまい、また聞きたい単語をピンポイントで再生することができない点です。慣れてきたら再生位置をざっくり指定して使うなどうまく使いこなしていきましょう。

<単語帳の使い方>
語彙力をつけるだけではなく、ヒアリング力、英作文力、スピーキング力、黙読の速度向上も見据えて取り組みます
使い方ですが、次のことを上から順番に行っていきます。これを最低3回ずつ反復します。
「書くこと」を加えるとより体で覚えることができると思いますが場所や時間の制約もあり僕は取り入れていませんでした。

 語彙力文を読む力英作文力ヒアリング力スピーキング力
英文を音声で聴く    
英文を黙読する   
英文(英単語)の意味を理解する   
また英文を音声で聴く    
英文を音読する(シャドーイング。音声に続いて声に出して読む) 
単語を見て和訳する 
英文を見て和訳する  
単語(日本語)を見て英単語にする   
文の和訳を見て英作文する   
関連語の記載があれば目を通す  

ポイントは
・まず文字を読むより「音声で聴くこと」からスタートする(子供が母国語を覚えるのと同じ)
英文の内容を理解したらもう一度音声で聴き、音声に続いて音読をする(シャドーイング。子供が母国語をしゃべり出すのと同じ)
なので、単語帳は必ず音声で聴けるものが必須だと思っています。
TOEICはスピーキングテストがないので音読は無駄に思えるかもしれませんが、単語やフレーズを体で覚え、リズムよく長文を速読することにもつながるので音読は結果的にリーディング力向上・TOEICスコアアップの近道にもなります。
あと覚えにくかったり、なんとなく覚えていても少し怪しいものは〇や△をつけてあとでまとめて確認できるようにしておくと効率的です。

なお慣れてきたら音声の再生スピードを1.25倍にあげてみてください。はじめは何を言っているか聞き取れませんが毎日聴いてそのスピードで音読・シャドーイングしていると1ヶ月程度で聴き取り、またシャドーイングすることが徐々にできるようになってくることを実感できるはずです。

すると結果的に文を読むスピードもあがってきてリーディング対策にもなります。人はしゃべるスピード以上に読むことは難しいといわれているためです。しゃべるスピードをあげてしまうのです。

長文を読む(1冊に絞って徹底的にマスター)

単語帳を使って単語や短いフレーズは身についてくると思いますが、長文に触れると実際に単語やフレーズがどのように使われるか、文と文の接続や展開、いいまわしなど、より活きた英文読解力を身に着けることができます

<長文用の書籍選び>
こちらも気に入ったものでいいと思いますが、僕が意識しているのは
音声がついているもの
長すぎず、短すぎない長さの文興味を持って読める内容のもの
です。

結果的にこれも大学受験向けのベストセラー本になりますがこちらを使っています。

速読英単語 必修編(Z-KAI)

<長文用の書籍の使い方>
TOEICの長文への対策としての手順は、まずは黙読し、分からない単語を理解し、音声で聴いて、音声に続いて声に出して音読する(シャドーイング)です。
これらをこなしていくとTOEICの長文読解力向上に限らず、語彙・文法問題にも対応できる力が自然とついてきます。

<英文法の再確認>

文法を忘れてしまっている場合、ポイントを短時間で再確認するうえで役にたったのは次の書籍です。内容は中学レベルですが、まずは初級~中級を目指すうえでの1STEPなりました。

英語で話す(オンライン英会話や洋楽で楽しんで継続)

楽しく興味をもって英語学習を続けるうえでは、実際に英語でコミュニケーションをとったり歌ったりしてみるのが有効です。

<オンライン英会話を楽しむ>
僕はオンライン英会話を活用し、ほぼ毎日30分弱ほど英語で話す機会を作りました。
なかなか時間の確保が大変ですが、朝であれば比較的その日の予定に左右されることなく時間を工面しやすいかと思います。
またフリートークをする場合は自分の興味のあること(音楽でも仕事でも)をテーマに話をすると自然と言葉が出てきやすくなります。

オンライン英会話はさまざまなものがありますが、おすすめは学研が提供する「kimini」です。
学研だけあり教材やコースも初級向け~上級向けまで豊富でよく考えられていますし、料金もリーズナブルでコスパが高いです。無料で数日間ためせるのでオンライン英会話とはどんなものかまずは体験できることはよいですね。一歩踏み出してみる助けになります。

<洋楽・洋画を楽しむ>
英語をベースとする洋楽・洋画にもたくさん魅力ある作品があります。
これらについては次の記事で記載していますのでご参照ください。

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TOEICの問題に慣れる

基礎が身についてきたらヒアリング、リーディングそれぞれについてTOEICの問題になれていきます。

教材としてのおすすめはTOEICの主催組織である「国際ビジネスコミュニケーション協会」が出版しているTOEIC公式問題集です。とくにヒアリングにおいて、実際にTOEICテスト本番で音声を読みあげる人が出てきますので、テスト本番さながらにその人の癖やスピードになれることができます。

この問題集を2,3周すればかなり力がついてきます。

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